古くなった基礎コンクリートの修繕工事をしました!
こんにちは!富山県の砺波市や南砺市を中心に、お墓や石材のお仕事をさせていただいております有限会社石森石材 5代目の石森佑輝です。
今回は砺波市庄川町の山間地の墓地にて、古くなった基礎コンクリートの修繕工事をいたしました!長年の経年劣化で、コンクリートの部分にひびが入ったり、表面がはがれたり、またコケが付いたりと、、そのような状態になったコンクリートに石を貼り付けて、躯体を保護する工事です。
その時の様子をお伝えしたいと思います。
修繕工事 着工前
今回ご相談いただいたお客様は、お墓の基礎コンクリートの部分の劣化をなんとかしたい!とご相談いただきました。
基礎コンクリートとは、お墓を建てるための土台のようなもので、石を据え付けるための大事な部分です。今回その基礎コンクリートをご心配なさって、ご相談いただきました。
まず、お墓の状態を確認させていただくと、矢印の箇所のようにひび割れやモルタルが浮いてしまっている箇所がいくつもありました。
基礎コンクリートを新しく作り直すとなると、お墓を一度解体したり、費用的にも大きな金額になってしまうため、今回はお墓はこのままで修繕する方法をご提案させていただきました。
表面のモルタルをすべてはがして、コンクリートの下地の部分に石を貼り付けて、躯体を保護するといった工事です。ご説明とお見積りをさせていただいて、お客様からもご納得いただいてから工事にとりかかります。
修繕工事が完了いたしました!
基礎部分に石を貼り付けた様子です。
天板部分と立上り部分に石を貼って、内部にはモルタルが充填してあります。
天板と立上り、どちらも白の御影石で、表面が磨いてツルツルになっている石を貼り付けてあります。
天板面には微妙に勾配を取って、雨水が溜まらず流れるようになっています。
石がツルツルに磨いてあることで、汚れもつきにくく、掃除などの手入れもしやすくなっています。
工事を終えて、お客様には大変喜んでいただくことができました!これでまた安心して、お墓参りへ足を運んでいただければと思います。
お墓の気になるところなどございましたら、お気軽にご相談ください。この度はありがとうございました。